somy2020620のブログ

その時々の面白い事を紹介します

高気密高断熱の一条の家は夏暑い?

それは誤解です。


正解は、


家の中の室温を保つ能力がめっちゃ高い!


です。


夏の陽射しが窓から室内に入ってくる間取りの高気密高断熱の家は、一条に限らず熱が室内に蓄えられ、夜でもその熱がキープされます。

そして、次の日更に日射熱が蓄積し、このサイクルでめっちゃ暑いって誤解が生まれます。


要するに、間取りが高気密高断熱の夏仕様になっていない事が原因です。


軒や庇やシェードがあって、直射日光が窓から室内に入らないようにしてあれば、高気密高断熱の一条の家は夏場めっちゃ快適空間になります。


今年はコロナで、実家に帰らず退屈なお盆だったので久々に実験をしてみました。

我が家は、夜間窓を開けて寝る派です。

夜間25度以上になる時はエアコンつけっぱなしになります。

今年は特に顕著ですが、日中36度以上でも夜から朝方は22〜23度くらいです。

今年は夜が涼しく熱帯夜にならないので窓開けてます。私の近隣も皆窓開けてるのでこれが異常では無いはず。


室内は朝方24度台まで冷えていて、8時頃窓を全て閉めます。

11時頃から料理もする為一階だけエアコンをつけて、夕方5時頃切ります。

運転中のエアコンの消費電力は約200Wでした。

ダイキンの省エネエアコンで、14畳用200Vです。室外機は南側で直射日光浴びまくりです。室外機カバーは付けてますが手で触るとアチアチでした。

一階はこれで27度丁度をキープしてます。

エアコンで冷やす範囲は、一階のキッチン、リビング、ダイニング、洗面所、お風呂場を冷やして、2階は一切エアコンつけません。


二階の室温は午後4時頃ピークを迎え29.8度まで上がりました。

ですが、12時過ぎた時点では室温は27度位でした。この時の外気は34〜35度とかですが、高気密高断熱のおかげで朝方の室内の温度をキープする能力が高く、温度上昇が緩やかなのだと思います。


結論は、高気密高断熱の一条の家は夏も冬も最高に快適ということです。

もっと正直に言うと、吹き抜けに2箇所もFIX窓がデカくつけて軒、庇、シェードが無い場合、ガンガン室温は上昇します。

そして一度上がった室温は高気密高断熱により夜間もキープされます。

一条の窓は確かに凄い高性能ですが、万能では無く所詮ガラスです。太陽光に対し壁と比較したら全然断熱性能は足りない。

ここをきちんと認識すべきです。

夜間のエアコンの消費電力はこういった間取りの家でも高気密高断熱のお陰で当然省エネですが、昼間はエアコンの性能に助けられて快適なだけで、全く省エネでは無いです。


もし自分なら吹き抜けに2箇所もFIX窓つけて軒もシェードもつけれなかったら、夏場ハニカム降しっぱなしになります。インスタ映えもあったもんじゃ無い。

しかも、遮熱ハニカムでは無く、採光型の断熱ハニカムやレースハニカムなら太陽光の赤外線がガンガン入り問答無用で暑くなり後悔しまくると思います。

何故この負の側面を正直にインスタで言わないのか。インスタ映えさえすれば新たな犠牲者が出ても道連れ的な発想で良いのか?

悪意さえ感じます。


夕方に直射日光を浴びた南側の窓のハニカムシェードを上げて窓に近付けば、手が触れなくても輻射熱で顔が一気に暑くなります。室内側の窓の温度は50度とかになっています。

FIX窓では窓を開けてその熱を外へ逃す事もできない。

その熱はエアコンで冷やすしか無い。

こんな事していたら、せっかく高気密高断熱の家なのに夏場の電気代めっちゃ高くつきますよ。


我が家は住み始めてから夏場に電気代4000円超えた事無いです。せっかく一条のスペックで、省エネ住宅が手に入るのに自ら間取りで台無しにしていたら勿体無いとは思わないでしょうか?


いえ、日々の生活で夏場不快な家に住む事が嫌では無いのでしょうか?


インスタで見た目だけの良さをアピールして負の側面を言わないのは新たな契約者をミスリードさせる悪しきものと思います。


下の写真は一条のHPからお借りしたものです。

外観上これなら夏場陽射し対策できて冬場は日光で暖かい家になりそうというサンプルを貼り付けておきます。


どちらもグランセゾンの家ですが多分この外観のグランセゾンの方が吹き抜けFIX窓2箇所のアイスマートより省エネだと思います。