somy2020620のブログ

その時々の面白い事を紹介します

窓開けないので網戸はオプションです?

以前インスタで指摘した事ですが、再度まとめ直します。

下記以降、インスタにて相違点をご教示頂いた点を訂正しています。

一条工務店の古い情報に基づきマックス社製の熱交換器換気システムは熱交換器換気をオンオフできないと記載していましたが、現在はパナソニック社製の熱交換器換気システムのうるケアに変わり、手動にて熱交換器換気のオンオフを切り替え可能という事です。

訂正してお詫び申し上げます。

さて、ここからは上記相違点を訂正しても窓開け換気が不要と言い切れない部分を引続きブログにて残しておきます。

話を戻しまして、

タイトルの説明を一条の営業マンが公式のセールストークとしているのであれば、改善を求めます。


結論は、

網戸、窓開け換気の需要と必要性は残っている。

要するに

パナソニック社と共同開発した熱交換換気システムのうるケアにも改善すべき欠点が残っている。


熱交換換気のオンオフができない事は一応最低限クリアしていますが、相当マメな施主でなければ毎日朝と夜に換気システムの切り替えを手作業でやらない又は切り替え忘れが発生すると思います。


上記課題に加えコロナ対策にも欠点がある?

換気量が不足

パナソニック社製の換気システムには、換気量の強、弱、自動が設定できる事を教えて頂きました。

おそらくですが、強運転にしてもコロナ対策で推奨する1時間に2回の換気量に追いつかない。←この換気量は想定外だと思います。

ちゃんと強運転のカタログスペックを確認してないので推測になってしまいますが…

家庭内感染リスクの対策としては、仕方なく窓を開けた換気が必要となるはずです。


以前から指摘してますが、

外気の気温が室内より冷えていて分岐点温度を設定しておけば自動で、熱交換器換気をオフにする仕組みが必要です。例えば外気が15度以上24度以下、室内26度以上で熱交換器換気をオフにする。

また、室温が24度以下で外気温が26度以上なら自動で熱交換器換気をオンにするといった基本設定をする機能が不足している。

また、コロナ対策として要求される換気量の実現も新たな課題として発生しているはず…

これはコロナに限らず家族内でノロウィルスやインフルエンザに感染している場合も同じと思います。

最後に窓換気が必要となる換気システム最大の欠点

夏の時期に災害で長期間停電すると、換気システムが動かない為、窓開けの換気が必要になる。

前回の記事でも、一条の家は室温を保つ能力がハンパないと説明したように、日射対策をしても我が家は不完全な対策の為じわじわと室温は上がります。

窓開け換気で夜間リセットしている為快適ですが、災害時エアコン無しで窓を閉め続けたら、我が家は蓄熱が続き、おそらく5日後には夜間でも室内温度が35度を超えます。

窓開け換気は災害時エアコンと換気システムが蓄電池や太陽光発電で動かせないのであれば必須条件です。

フエッピーさんは熱帯夜が増えており夜間エアコン空調で窓開けは通用しない時代が来ると仰っており間違いはないのですが、日本の気候であれば、九州も東京も温暖化後も冬は存在し、室温が夜間に外気より暑くなる逆転現象は毎年春と秋に発生するはずです。


さすけさんも網戸をオプションでなく標準にするという発想をした時に企業は後退すると仰ったように、目の前の課題を把握、分析して、何を改善したら理想の形が実現できるのか、

その為の企業努力をするべきだと思います。

一条の研究開発能力は折り紙付きで評価してます。うるケア、さらぽか、花粉対策、水害対策、蓄電池、防犯トリプル樹脂ガラス、耐震性2倍等

この実績はハッキリ言って凄まじい。

他社じゃどうやっても実現できない。

もしかしたら、積水ハウスや大和ハウスの世界のビル開発市場とは別に世界の民家市場を取り切れる可能性もあると思っています。

なので、上記換気システムの課題も是非解決頂き、

窓は開ける必要がないので、網戸はオプションです。

と営業マンに力強く説明させてあげられるよう換気システムを仕上げて頂きたいと思います。


余談ですが、

熱交換換気自動オンオフシステムを作ったらエアコンとIoTで繋ぎエアコンの空調もオンオフ自動で同時設定可能なスマートハウスを目指して欲しいと思います。

その際は、サイバーセキュリティ対策もしっかりとお願いします。


最後に、思い出したので追記しますがなんで新鮮な空気を送り出す給気口が各部屋の出口付近を標準設計にするのでしょうか?

新鮮な空気は各部屋の奥から出して、汚れた空気を排気しないと室内の空気が循環しないと思います。

さすけさんのブログから我が家は給気口の位置を変更しましたが、インスタで間取り眺めてると尽く出口付近に設置されてるんですよね…

これでは新鮮空気が1番に排気されてしまう気がします。

家を建てる側は、配管が短くなり原価は安く施工も楽かもしれませんが、暮らす側の施主にとってはこれはちょっと施主から言わなくても改善して欲しいと思いますよ?


本日のブログは以上です。ここまで長々とお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m